NGV(Natural Gas Vehicle)ジャパン

天然ガス充填設備の種類

CNG(圧縮天然ガス)ステーション

20~25MPで圧縮し体積が約1/200 ~1/250になった天然ガスがCNG(圧縮天然ガス)です。主に小型車や乗用車・バス等の天然ガス自動車に多く使われています。日本でもっともポピュラーな天然ガスステーションです。

LNG(液化天然ガス)ステーション

ー162℃で冷却し体積が約1/600になった天然ガスがLNG(液化天然ガス)です。世界では大型トラックやトレーラーなどの天然ガス自動車がLNGを燃料に数多く稼働しています。日本ではまだ2箇所しかないステーションですが、これから増えていく予定です。

LNGモバイル(移動型)ステーション

運送会社の営業所などに簡易的に設置する移動型のLNGステーションです。メーターやディスペンサー等充填に必要な設備を備えたLNGタンクをトレーラーで運びます。タンクが空になったら、新しいタンクを持ってきて空のタンクを回収する、LPガスのような方式を採用しています。

LNGバンカリング(船舶への供給)

LNG船舶への燃料供給をLNGバンカリングといいます。近年、重油を燃料とした船が出す排気が問題となっており、LNG船舶の普及が急速に進んでいます。重油船は国によっては港にも入れない場合もあり、日本の船舶もLNG船への移行が加速しています。